[概略]

目的の超越的獲得。
世界中に現われる作用の技芸者達。

あなたの作用は拡大される。
人間が生まれながらに持っていながら、
用い方の分からなかった「目的の性質の能力」が
解明された。

存在するゆえの直感が活性化した状態の時、
目的で把握される範囲で、
その人は諸作用に反応できる状態になる。
これが「自由自在な合目的性」。

(2015/7/9)


[理論]

存在するゆえの直感。その経済と産業。


[要約]


脳は現象を再現する内臓。
全ての現象には普遍性が存在し、
人間は自らの普遍性に反応して現象世界を直感する。

ゆえに、
人間の活動力は普遍性への反応系として現われている。

ここに、
東洋の合目的性は原理を現わす性質が認められる。
西洋の合法則性は相乗して、
経済と産業に新しい展開を現わす。

活性は差異であり、欲望への差異の現実化は力である。

精神の偉大さと人類による現象化の境界に
発展の領域は新生する。

「未来の暗示的な先行取得」をする人々が現われてきている。

これらについて、
作用の技芸は現実的な方法である。


[本文]

脳は現象を再現する内臓。
脳自体も現象。
全ての現象には普遍性が存在する。
脳は自らの普遍性に反応して現象である経験に先行して気づく。
思考可能な要素全体の活性化をともない。

ゆえに、脳は既知と未知の両方に反応する。
既知の経験と未知の経験が作用の顕在化を特徴づける。

未知が人間の活動可能性において顕現する時、
人間は経験可能な奇跡を肯定する。

脳が未知に反応することに具体的な手段が存在することで、
奇跡の現実化が具体的な方法で可能であると多くの人々が理解したら、
何が起こるだろうか?

また、その「奇跡の伝播を行なう人」は、
世界でどのような位置づけを得るだろうか?

これらにより、
人間の活動力は普遍性への反応系として現われている。
理性概念(超越的概念)が可能性群で表現されるのは
そのためである。

超越的概念に応じるよう物質文明が再評価されえる。
現実化の方法で超越的概念により現わされる可能性は
応じられえる。

人間は自己の実在の普遍性により
潜在的に様々な作用に反応しながら生きている。

普遍性への反応の仕方(合目的性)と
普遍性の用い方(合法則性)の二つがある。

自然界の作用を人々の役に立つように現わす時、
その作用の現われは有形無形に自然界の復元力を現わす、
それが創造力として現われ、
それが人々からの助力を呼び込む。

合目的性の技法の大きな特徴は反省的判断に存在する。
「思考の反省の反省は理性の直感である」
とヴァルター・ベンヤミンは言った。
アリストテレスのAbduction(推想)の過程はここにあり、
東洋の技法の特徴もここに観察される。

活動は作用を現わす。
作用は存在を現わす。
存在は変化を現わす。

活性は差異であり、欲望への差異の現実化は力である。

マズローの欲求5段階説によると、
人間は、1)生理的欲求、2)安全欲求、3)社会的欲求、
4)尊厳欲求、5)自己実現欲求、の順番で欲求を満たす。

現象化に特徴を見る場合、
3までが20世紀型の経済と産業の実態である。

人間の基本的な欲求の多くは経済と産業で実現されている。
しかし、人間は常に高次の現実化を望む性質を持つ。

それは時代の閉塞感として現われることもあり、
新たな覚醒への衝動として現われることもある。

実際、人類は現象世界それ自体に比べ、いつも小さかった。
精神の偉大さを除けば。

言い換えれば、
人類の精神の偉大さと人類の現象化の境界に
経済と産業の発展が存在していた。

例えば、「スマートフォン+人工知能+クラウド」のように、
経済と産業における、悟性能力の現実化は先進国ではインフラ化し、
理性能力の現実化とは何かが問われるようになってきている。

それは、
「未来の暗示的な先行取得」をする人々の登場によっても、
「時代の変化(進化)」として経験されている。

(2015/6/30)



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