知性的現象世界


人間が事象を扱う方法はITないしAIとして現象になる。

また、人間に扱われるものとして、
様々な機器の情報はクラウドに集積されて現象世界の更新に
役立てられる。

また、人間はインターネットを含むITないしAIに
「人格的な反応」を求めている。
自分自身の人格的な可能性を現象世界に求めるからである。

この三つの相乗的な発展として、
機器全体における現象世界は人格的反応を現わすようになる。

人間は理性概念により情報化される前の事象を扱えるので、
完全に人格的ではないけれど、
情報への脳の反応と、情報への現象世界の反応は、
同様の振る舞いをするようになっていく。

「知性的現象世界」が現われていて、
それはさらに発展していく。
現象世界が知性的振る舞いを見せるようになっていくのだ。

そして、私達はその原型をすでに知っている。

太古において、
人間は現象世界に精霊が存在していると考えていた。
「現象世界は知性的に振る舞うもの」と。

技術的発展による「知性的現象世界」に
人間はその原型を肯定するように発展する傾向を期待すると
考えられる。

現象世界は知性化する。それは統合的に把握されえる。
その把握から、「物のIT化」も予測されえる。
それは産業界全体に及ぶだろう。

このように、潜在的発展領域は顕在化するだろう。
発展領域のその現われ方は爆発的なものと想像される。

少なくとも先進諸国はそのための実践的能力を持っている。

(2015/10/29)



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